Wi-Fi6に対応したiPhone 12 Proや13 Proをはじめ、MacBookなどのデバイスをお持ちの方は、自宅のルーターもWi-Fi6に対応したルーターを使わないとWi-Fi6の恩恵を受けることができません。
Wi-Fi6対応のルーターって高いイメージしかない…
実際にハイスペックのWi-Fiルーターはなかなか手が出せないほどの高価格で売られているものも多く、正直そこまでのスペックを購入しても活かしきれない人がほとんどです。
Wi-Fi6の恩恵を受けたいけど、そこまで高いモノは必要ないという方におすすめしたいのが、TP-Linkの「Archer AX10」です。
Wi-Fi6対応ルーターの中でもエントリーモデルとなり、価格はなんと1万円を大きく下回る金額で購入することができるんです。
- Wi-Fi6対応(5GHzのみ)
- IPv6 IPoE(V6プラス)対応
- 最大通信速度が1201Mbps
- 26台の接続が可能
- 戸建て3階建て、マンション4LDKまで対応
- 6,000円台とお手頃
最近増えてきたWi-Fi6に対応し、更にはIPv6 IPoE(v6プラス)にも対応しており、自宅の回線がIPv6 IPoE(v6プラス)を契約していれば、通常の通信環境PPPoEと違い、時間帯によって通信速度が遅くなるなんてこともありません。
AX10はこれらの性能を安価でお試しできるルーターとなります。
本記事では、このArcher AX10をレビューしていきますので、ネット環境にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
TP-Link Archer AX10の外観デザイン付属品
Archer AX10の外観デザインなどを見ていきます。
ルーターは長方形型の箱型になっており、4本のハイゲインアンテナが周りに搭載されています。
アンテナは向きや角度を調整することができるので、設置場所やお部屋の状況に合わせて使用できます。
ルーター自体は上の写真のように直接置いて設置でも良いですし、背面には壁掛け用の穴も開いているので壁にかけて使用することもできます。
サイズは縦12.8×横幅26センチ。(アンテナ部分除く)
重さは436gと見た目の割にはそこまで重くはないので、壁掛けも安心してできます。
本体上部には各種ボタンやポートが搭載されています。
左から、
- WPSボタン
- リセット(初期化)ボタン
- LANポート×4
- WANポート
- 電源ボタン
- 電源アダプタポート
全ポートギガビットに対応しているので、最大1Gbpsのブロードバンド速度を使用することができます。
デザイン的にもブラックでまとまり、ゲーミングルータのようなメカメカしい感じでもないので、お部屋の見える位置においても邪魔にならないデザイン性だと思います。
TP-Link Archer AX10をレビュー
Archer AX10はどんなWi-Fiルーターなのかをレビューしていきます。
名称 | Archer AX10 |
Wi-Fi速度 | AX1500 5GHz:1201Mbps(802.11ax,) 2.4GHz:300Mbps(802.11n) |
規格 | Wi-Fi6 IEEE 802.11ax/ac/n/a 5 GHz IEEE 802.11n/b/g 2.4 GHz |
Wi-Fi範囲 | 4LDK |
プロセッサー | 1.5GHzトリプルコアCPU |
プロトコル | IPv4 |
最大接続数 | 26台 |
TP-Link公式サイト | 詳細を見る |
Archer AX10はデュアルバンドとなり、5GHz帯がWi-Fi6対応となっています。
5GHzでの最大通信速度は1201Mbpsとなり、そこそこ速い速度性能。4本のハイゲインアンテナとビームフォーミング性能で、広範囲にWi-Fiが行き届きます。
接続・設定はスマホアプリから簡単にできる
Archer AX10の設定に関しては、スマホ専用アプリ「TP-Link Tether」で簡単に行うことができます。
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付属の電源アダプタとLANケーブルで電源とモデムに接続します。
Archer AX10の電源を入れるとアプリが自動でルーターの型式を検出してくれます。
アカウントをお持ちでない方はローカルアカウントの作成を行います。
接続タイプの選択をします。ご自身の利用しているタイプがわからない時は、下の「自動検出」をタップしましょう。
検出されます。
お好きなネットワーク名とパスワードを決めます。そうすれば設定は完了です。
アプリを手順通りに操作していけば簡単に接続することができるので、こういった設定などの操作が苦手な方も安心して使用することができます。
実際の通信速度
実際にArcher AX10を使用しての通信速度を測定してみました。
- 使用環境:2階建て戸建て5LDK
- 光回線:So-net光
- 契約状況:IPv6 IPoE(v6プラス)
- 計測端末:iPhone 12 Pro
我が家は2階建ての5LDKとなっています。
Archer AX10の推奨利用環境は
- 戸建て3階建て
- マンション4LDK
なので、充分我が家でも使えるはずです。
Archer AX10は玄関付近の廊下に設置。
計測は3箇所で行いました。
- ルーターから1番近いリビング
- 2階の部屋
- 2階の1番離れた部屋
2階の1番離れた部屋に関しては、ルーターによっては10Mbps出てれば良いぐらいの速度となっていました。
結果はこちら。
すごい、どの部屋でもまんべんなくWi-Fiが行き届いている!
驚いたのがどこの部屋でも大きな違いはなく安定した行き届いたネット環境になったということです。
エントリーモデルであり「Archer AX10」で200Mbpsの速度が出れば充分すぎるスペックです。
そして、Archer AX10の速度は仮にもっと大きな家やオフィスなどで使用しWi-Fiが届かなかった場合でも、OneMesh™対応中継器を使えばメッシュWi-Fi環境を構築することができるので安心して使用することができます。
TP-Link Archer AX10のレビューまとめ
TP-Link Archer AX10を使ってみて感じた部分をまとめます。
これが6,000円台で購入できるとはヤバすぎる!
Wi-Fi6対応のルーターをお探しの方はぜひお試ししてみてください。
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