
これまで写真や動画の撮影は一眼レフカメラやスマホでおこなってきました。
しかし最近ジンバル搭載の小型カメラがとても気になっていました。

あのサイズ感と手軽さでブレのないヌルヌル動画が撮れるだと?!
そんな時に声をかけていただいて使わせていただくことになったのが、FeiyuTech(フェイユーテック)が販売する2種類のジンバル搭載小型カメラ「Feiyu Pocket 2」と「Feiyu Pocket 2S」です。
現在クラウドファンディング「Makuake」で応援購入ができるのですが、支援額はなんとすでに7000万円を突破するほどの人気カメラ。
本記事ではFeiyu Pocket 2/2Sの2種類の特徴や撮影した感じをレビューしていきます。
Feiyu Pocket 2/2Sの外観デザイン・付属品
まずはFeiyu Pocket 2/2Sの外観デザインや付属品からチェックしていきます。
サイズ感や重量などの比較もしていきます。
Feiyu Pocket 2の外観レビュー
Feiyu Pocket 2を開封していきます。

まず同梱品はとてもシンプル。

- Feiyu Pocket 2本体
- ハードケース
- 充電ケーブル(C to A)
- ストラップ
- マニュアル
本体のサイズは縦が約12センチ×横幅3センチとだいぶコンパクト。
重量も131gと軽く、取り回しのしやすいサイズ感と重さです。

手前側正面には1.3インチのタッチスクリーンが搭載されており、画面上をスライドさせて設定などをすることができます。

タッチスクリーン下にはジョイスティックと録画開始ボタン。

脇には電源ボタンとスピーカー、反対側にはタイプC入力とMicro SDカードポートが搭載されています。


持ち手の底面にはストラップの穴と三脚穴が空いているので、用途に合わせて三脚に固定したりしながら使うこともできます。

持ち運びには付属されている収納ケースに閉まっておけば安心です。

外部からの衝撃にも強いですし、本体と合わせても重さが174gなのでさほど重くもなく持ち運びにも最適。

個人的に地味に嬉しいのが、ケース脇にタイプC接続用の穴が空いているので、ケースに収納しながらでもきちんと充電できるということ。



Feiyu Pocket2はまさに王道のジンバルカメラと言ったところだね!
Feiyu Pocket 2Sの外観レビュー
続いてはFeiyu Pocket 2Sを見ていきます。

Feiyu Pocket 2Sは、箱の写真を見ても分かる通り「セパレート式ジンバルカメラ」です。
そのため付属品もFeiyu Pocket 2に比べてやや多め。

- Feiyu Pocket2S本体
- 収納ポーチ
- 充電ケーブル(C to A)
- アタッチメント×3種類
- 両面テープ
- マニュアル
本体サイズは縦センチ×横幅センチ、重量は185でFeiyu Pocket 2よりも少し大きめです。

Feiyu Pocket 2同様に本体にはディスプレイが搭載されタッチパネル式。

ディスプレイ下には同様にジョイスティックと録画開始ボタン。

脇には同じく電源ボタンやタイプCポート、MicroSDカードのポートがあります。
違う部分はFeiyu Pocket 2SにはHDMIポートも備わっているということ。



HDMI端子を挿せば録画の様子をモニターに映し出したりできるよ!
あとは持ち手の部分には三脚穴は付いていません。

操作性はFeiyu Pocket 2と2Sはほとんど同じで、大きな違いはサイズ感が2Sのほうが大きいということ。
Feiyu Pocket 2に関してはズボンのポケットにでも入れられるぐらいのサイズ感なので、持ち運びのしやすさや取り回しのしやすさに最適となります。
しかし、Feiyu Pocket 2Sはサイズこそ大きいものの、その理由は機能面にあります。
次からは両者それぞれの特徴や機能性を比較していきます。
Feiyu Pocket 2/2Sの特徴・機能性能
Feiyu Pocket 2/2Sの大きな違いは撮影方法にあります。
Feiyu Pocket 2は通常のジンバルカメラのように手軽にvlogが撮れたりと言った撮影までの手軽さに適しており、Feiyu Pocket 2に関してはアクティブなウェアラブル撮影に適しています。
両者の特徴を解説する前にまずはスペックから紹介していきます。
モデル | Feiyu Pocket 2 | Feiyu Pocket 2S |
サイズ | 縦12×横幅3センチ | 縦17×横幅3センチ |
重量 | 131g | 185g |
レンズ | 130°、F2.0 | 130°、F2.0 |
画素数 | 1200万 | 851万 |
センサー | 1/2.3インチCMOS | 1/2.5インチCMOS |
最大静止画サイズ | 4000×3000 | 3840×2160 |
静止画モード | 通常撮影・パノラマ | 通常撮影・パノラマ |
動画モード | 動画・タイムラプス・モーションラプス ハイパーラプス・スローモーション | 動画・タイムラプス・モーションラプス ハイパーラプス・スローモーション |
LOG撮影 | ◯ | ◯ |
対応SDカード | Micro SD(最大512GB) | Micro SD(最大512GB) |
HDMI出力 | × | ◯ |
稼働時間 | 220分(1080P/30fps) 190分(4K/30fps) | 180分(1080P/30fps) 160分(4K/30fps) |
Feiyu Pocket 2

Feiyu Pocket 2はセパレート式ではない為、その分小型化されて造られており、持ち運びに適したサイズ感が特徴的と言えます。
撮りたい時にサッと取り出し手軽にシャッターを切れる柔軟性。

ウェアラブルの機能が無い代わりに、851万画素のFeiyu Pocket 2Sよりも画質が綺麗な1200万画素で撮影が可能となっています。



vlogや子供の撮影など高画質で動画を手軽に取りたい人に向いてるね!
Feiyu Pocket 2S

Feiyu Pocket 2Sはウェアラブル撮影に特化しており、持ち手の部分からレンズを外すことがきでるセパレート式のジンバルカメラになっています。

レンズと持ち手部分は強力なマグネットでくっついており、Feiyu Pocket 2よりも長く造られている理由はレンズと持ち手を繋ぐケーブルが巻かれているためです。
持ち手に付けておけば通常の手持ちジンバルカメラとして使用でき、外せばウェアラブルカメラとして使えるという1つで2通りのカメラとして利用できます。



ただし画質についてはFeiyu Pocket 2に比べて劣ってしまうよ!
付属されているアタッチメントを利用することで、かなり撮影の幅が広がります。
例えばFeiyu Pocket 2Sには持ち手に三脚穴が付いていないのですが、付属されているプレートをマグネットで取り付けることにより、外したレンズに三脚穴を搭載させることができます。


こうすることでレンズのみを三脚や自撮り棒に固定したりすることができるようになります。

それ以外だと付属されているアダプターとベルトを装着することでもより撮影の幅は広がります。


アダプターを持ちて部分に取り付けてベルトを巻くことで腕に巻いて取り付けることなどができます。


アクティブな撮影をしたい人に最適だね!
Feiyu Pocket 2/2Sを使用レビュー
実際にFeiyu Pocket 2/2Sを使用してみたレビューをしていきます。

本体サイスや画素数、ウェアラブル撮影が可能かどうかなどの違いはありますが、基本的にどちらも搭載されている機能面などはほとんど変わりはありません。
実際に撮影した写真や動画を参考にしてください。
130°の超広角撮影が可能

Feiyu Pocket 2/2Sでは、「広角なし」「広角」「超広角」の3段階の画角で撮影することができ、超広角での撮影は最大130°のダイナミックな撮影を楽しむことができます。



このように超広角撮影はかなり広い範囲で撮影ができるので、自撮りから複数人での撮影までが簡単にできます。
動画は4K60FPSまでの滑らかな撮影が可能
Feiyu Pocket 2/2Sは4K60FPSまでに対応しており、この小さな筐体で滑らかな撮影が可能。
搭載しているレンズはSONY製のレンズを採用しているので、綺麗な映像を残しておくことができます。

ジンバル付きのカメラのメリットとしては手持ちでの撮影でもブレることなく撮影できるということ。
実際にFeiyu Pocket 2/2Sの両端末で動画を撮影してみました。歩いている撮影と走っている時での撮影です。
動画を見ても分かる通り、走っていてもかなりブレが少なく鮮明な動画を撮影できていますね。

旅行の時などに便利だよね!
スマホアプリでの遠隔撮影などもできる
Feiyu Pocket 2/2Sは専用のスマホアプリで遠隔での撮影もできます。
スマホのディスプレイに映像を写すことができ、写真や動画の切り替えなども簡単にできます。

ジョイスティックの操作もできるので、カメラの向きも自由に操作可能です。

Feiyu Pocket 2/2Sは本体にマグネットが内蔵されているので、外などで写真のように本体を貼り付けてスマホで遠隔撮影などもできるので、ウェアラブル機能以外でも撮影の幅が広がります。

Feiyu Pocket 2/2Sを使って感じたメリット・デメリット
Feiyu Pocket 2/2Sをそれぞれ実際に使って感じたメリットとデメリットをお伝えします。
Feiyu Pocket 2のメリット・デメリット
Feiyu Pocket 2のメリットデメリットはこんな感じです。
最大のメリットはこのサイズ感ですぐに撮影ができる柔軟性。
かばんだけではなく、ポケットにも収まるほどコンパクトなので常に持ち歩いて撮影チャンスを逃さずにいれます。
Feiyu Pocket 2Sのメリット・デメリット
2Sの最大のメリットはアクティブなウェアラブル撮影ができるということ。
アタッチメントを使用することで撮影の幅はだいぶ広がるので、車載カメラやバイクなどのヘルメットなどに付ければ普段見ることのできないアングルでの撮影が可能になります。
ありそうでなかったセパレート式タイプのカメラは刺さる人にはめちゃめちゃ刺さるカメラですね。
Feiyu Pocket 2/2Sのレビューまとめ
初めてのジンバル付きカメラを使ってみましたが、想像以上に手軽に撮影できて、かなり面白いなーと感じました。
これまでは出かける際に一眼レフカメラを持って出ることが多かったのですが、Feiyu Pocket 2/2Sがあればその代用としてかなりコンパクトに荷物を抑えることもできるようになりますよね。
あとは、2と2Sそれぞれどちらが良いのか。
用途別にまとめてみたので参考にしてください。
現在クラウドファンディングMakuakeにて支援受付中なので、お得に購入したい方はぜひ。
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