自室のデスクでパソコン作業やペーパーワークが増えるにつれ不満が出てきました。
元々僕が使っていたPCデスクは幅60センチのサイズ。
パソコンとキーボードを置くといっぱいいっぱいの作業スペースが嫌で、それを改善するために以前モニターアームを取り付けたりもしました。
モニターアームを取り付けモニターを浮かせることによりスペース確保ができて満足していたのですが、作業時間が増えたことによりもっと広々とした作業スペースが欲しくなったんですよね。
更にはこのブログでは製品のレビューをよくしているので、デスク上での写真撮影も行います。
どうせなら写真映えするおしゃれなデスクで撮影がしたいし作業スペースとは別に撮影スペースも合わせて確保できるようなデスクなら最高です。
僕は何事も形から入ってモチベーションを上げるタイプの性格なので、自分でテンションが上がるPCデスクをDIYで自作することにしました。
というわけでこの記事では、作業&撮影スペースを確保できるオシャレなPCデスクを簡単DIYで自作する工程をご紹介したいと思います。
結論を言うと既製品のデスクを購入するよりもグッと安い金額で快適な作業スペースを確保したデスクを作ることができました。
デスクのDIYを検討しているあなたの参考になれば嬉しいです。
動画でも紹介しています↓
【簡単DIY】杉の木材でPCデスク天板を自作してみた
僕が理想とするデスクは広々とした作業&撮影スペースを確保できる大きさでした。
イメージとしてはデスクの半分で作業を。そしてもう半分で製品の撮影ができるようなデスクですね。
そこで今回僕がDIYするデスクの天板はホームセンターで5,000円弱で売られていた杉の木材を使用することにしました。
購入した木材をそのままホームセンターで160×80㎝にカット。厚さは2.4㎝です。
大きさ的にはかなり大きく重量もそこそこあるので、ホームセンターから自宅に運ぶのが難しい方なんかは「フジイの集成材」というお店が様々な種類の木材が安価で販売されているのでおすすめです。
PCデスクの天板をDIYする工程
それでは早速デスクをDIYしていきます。
DIYの工程は単純です。
- 天板をやすりで徹底的に磨く
- 削りカスや汚れを落とす
- BRIWAXで色を塗り込む
工程はこれだけ。
作業自体は単純なのですが、意外と重労働なんですよね。
天板をやすりで徹底的に磨く
まずは天板を磨きます。
正直ここが1番最重要と言っても過言ではありません。
杉板の表面を徹底的に磨きささくれやでこぼこを綺麗にしていきましょう。
これをしっかりやるかやらないかで色の入り具合や出来具合いが圧倒的に変わってきますからね。
僕が使用した紙やすりは240番⇒400番の2種類。端材などに巻き付けて磨くとやりやすいですよ。
まずは240番の荒い紙やすりで磨きます。
表面をゴリゴリ磨いていきます。正直これが1番重要な工程ですが1番疲れる作業です。
木材を使ったDIYは表面を磨くのが基本なので、今後もDIYをするぞと言う方は電動のサンダーを購入するのを心からおすすめします。
開始早々手磨きをマジで後悔しましたからね。めちゃめちゃ大変。
天板の角は角ばっているので腕を置くと痛いし危ないのでしっかりと磨きます。
磨いていくと丸みを帯びていくのでここは重点的に磨いたほうがいいですね。
全体的に磨いたら次に400番の紙やすりで仕上げていきます。
仕上げの磨きも重要です。
天板の表面が肌触り良くなるまできちんと磨いていきましょう。
削りカスや汚れを落とす
天板を磨いてでてきた削りカスを綺麗にしていきます。
掃除機で吸い取っていきます。
このあと色を塗り込んでいくので汚れなどをきちんと綺麗にふき取っていきましょう。
ここまできたらあとは仕上げ!
BRIWAXで色を塗り込む
最後の仕上げは天板にワックスで色を塗り込んでいきます。
今回使用したのはBRIWAXのジャコビアン。
他にも有名どころだとワトコオイルもありますが、BRIWAXはすぐに乾くし以前にこのジャコビアンでシェルフをDIYしたのですが、カラーがめちゃめちゃ好みの色味だったんですよね。
BRIWAXは冬場の寒い時期は固形になっており、暖かい夏場などは溶けてドロドロに。
ウエスやスポンジなどでガシガシ色を塗り込んでいきます。
注意ポイント
BRIWAXの付着したウエスは放っておくと発火するおそれがあるので、使用後はよく水で濡らして処分しましょう
そこそこ匂いがキツイので、室内でやる場合はきちんと換気しながらやるのが良いですよ。
いい感じに色が入っていきますね。
天板の木目が浮き立ってきています。テンション上がる!
塗り終わったら最後に乾いたウエスできちんと乾拭きしましょう。
暖かい時期であれば割とすぐに乾燥するので、乾燥が終わるまで放置。
いやーやっぱりジャコビアンの色合いはめちゃめちゃ好み。明るすぎず暗すぎず、古材風な感じになるのが雰囲気出て最高です。
これで天板は完成です。
あとはデスクの脚に取り付けて完了となります。
DIYで自作したマイデスクの完成
マイデスクの完成です。
デスクの脚は電動昇降スタンディングデスク「FlexiSpot E1E」を使用しました。これめちゃめちゃ快適ですよ。
関連記事【FlexiSpot E1Eレビュー】電動昇降スタンディングデスクで快適な作業環境を構築
今回僕は電動のスタンディングデスクを使用しましたが、Amazonや楽天なんかにアイアンのいい感じの脚も販売しているのでおすすめ。間違いなく合いますね。
想像以上に天板の木目が浮き上がってくれたのでカッコよく仕上がりました。
かなりガシガシ紙やすりで磨いたおかげでささくれもなく、肌触りもスベスベしているのでデスクワークも苦ではありません。
ジャコビアンは黒ガジェットがめちゃめちゃ映えますね。
今回160×80㎝と大きなサイズでデスクを作ったのでこのようにモニター類などを設置してもスペースにかなり余裕があります。
なので、空いたスペースではブログで紹介するガジェット類の撮影などにもきちんと使用することができます。
これでは撮影するのにいちいち違う場所へ移動して撮影したりしていたので、撮影したらすぐに横で編集などができるのはありがたい。
個人的な意見ですが、作業スペースが大きければ大きいほど作業効率も気持ちにも余裕が生まれ結果的に仕事や勉強もいい結果が生まれやすいと思っています。
これからデスクをDIYする方はお部屋のスペースに余裕があるなら大きな天板はおすすめですよ。
簡単DIYで杉の木材とBRIWAXでPCデスクの天板を自作してみたまとめ
今回DIYしてみた感想はめちゃめちゃ満足なできあがりでした。
デスクの脚は別としても天板自体のDIYでかかった費用は1万円もいっていません。
もともとBRIWAXは余りを持っていたのですが、BRIWAXを買ったとしても7~8000円ほどでできます。
これだけの大きなデスクを購入したら数万円は余裕でかかるので、かなりコスパは良いと思います。疲れますけどね。
その代わり大きな天板と好きな色合いのデスクでやる作業はマジでモチベーションあがります。
作業自体も単純なので、DIYをしたことがない方でも絶対にできるので安心してください。
実際に僕もDIY初心者ですからね。
今回使用したBRIWAXやあとはワトコオイルも色々なカラー展開があるので、好みの色でぜひ作ってみてくださいね。
DIYに必要な物(参考)
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