
ネット環境が遅く困っている方は、契約しているプロバイダでIPv6 IPoE(v6プラス)の契約を行うことがおすすめです。
IPv6 IPoE(v6プラス)は通常の通信環境PPPoEと違い、時間帯によって通信速度が遅くなるなんてことはありません。

我が家もV6プラスを契約しているけど、そもそもそれに対応したルーターがあまりないんだよね…
そこで候補に上げたいのがTP-Linkの「Archer AX4800」です。
- IPv6 IPoE(v6プラス)対応
- Wi-Fi6対応
- 最大通信速度が4324Mbps
- 80台の接続が可能
- 戸建て3階建て、マンション4LDKまで対応
- OneMesh™対応中継器でメッシュWi-Fi化にも
- 12,000円代で販売
IPv6 IPoE(v6プラス)、最近増えてきたWi-Fi6に対応。
そして広範囲に及ぶ通信範囲で安価で購入できるルーターとなります。
本記事では、このArcher AX4800をレビューしていきますので、ネット環境にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

TP-Link Archer AX4800の外観デザイン
Archer AX4800の外観デザインなどを見ていきます。

ルーターは長方形型の箱型になっており、6本のアンテナが周りに搭載されています。
アンテナは向きや角度を調整することができるので、設置場所やお部屋の状況に合わせて使用できます。

サイズは縦14.5×横幅24.5センチ。(アンテナ部分除く)
重さは600gと見た目の割にはそこまで重くはありません。

ルーター自体は直接置いて設置でも良いですし、背面には壁掛け用の穴も開いているので壁にかけて使用することもできます。

本体上部には各種ボタンやポートが搭載されています。

左から、
- ルーターのLED点灯ON/OFF切り替えボタン
- WPSボタン
- Wi-FiON/OFF切り替えボタン
- リセット(初期化)ボタン
- LANポート×4
- WAVポート
- 電源ボタン
- 電源アダプタポート
そして側面にはUSB3.0ポートも搭載されているので、外付けHDDなどを接続すれば簡易NASとしても活用することができます。

ルーター自体はLAN/WANポートがオレンジとブルーですが、それ以外はブラックでまとまり、部屋の目に見える場所に設置してもおかしくないスタイリッシュなデザインに仕上がっています。
TP-Link Archer AX4800をレビュー

Archer AX4800はどんなWi-Fiルーターなのかをレビューしていきます。
名称 | ![]() Archer AX4800 |
Wi-Fi速度 | AX4800 5GHz:4324Mbps(802.11ax,HE160) 2.4GHz:574Mbps(802.11ax) |
規格 | Wi-Fi6 IEEE 802.11ax/ac/n/a 5 GHz IEEE 802.11ax/n/b/g 2.4 GHz |
Wi-Fi範囲 | 4LDK |
プロセッサー | 1.5GHzトリプルコアCPU |
プロトコル | IPv4 IPv6 |
最大接続数 | 80台 |
TP-Link公式サイト | 詳細を見る |
Archer AX4800はデュアルバンドのWi-Fi6ルーターです。
5GHzでの最大通信速度は4324Mbpsとなり、速度性能も充分。また一般的なPPPoE方式の光回線ですと、時間帯によって通信速度が大幅に遅くなってしまいがちですが、このArcher AX4800はIPv6 IPoE(v6プラス)に対応しているため、プロバイダでIPv6 IPoE(v6プラス)の契約をしている方であればその恩恵も受けることが可能となっています。
接続・設定はスマホアプリから簡単にできる
Archer AX4800の設定に関しては、スマホ専用アプリ「TP-Link Tether」で簡単に行うことができます。
付属の電源アダプタとLANケーブルで電源とモデムに接続します。
Archer AX4800の電源を入れるとアプリが自動でルーターの型式を検出してくれます。


アカウントをお持ちでない方はローカルアカウントの作成を行います。


接続タイプの選択をします。ご自身の利用しているタイプがわからない時は、下の「自動検出」をタップしましょう。
僕はv6プラスの契約をしているのでv6プラスを選択します。


お好きなネットワーク名とパスワードを決めます。そうすれば設定は完了です。


アプリを手順通りに操作していけば簡単に接続することができるので、こういった設定などの操作が苦手な方も安心して使用することができます。
実際の通信速度
実際にArcher AX4800を使用しての通信速度を測定してみました。
- 使用環境:2階建て戸建て5LDK
- 光回線:So-net光
- 契約状況:IPv6 IPoE(v6プラス)
- 計測端末:iPhone 12 Pro
我が家は2階建ての戸建てです。間取りは5LDKとなっています。
Archer AX4800の推奨利用環境は
- 戸建て3階建て
- マンション4LDK
なので、充分我が家でも使えるはずです。
Archer AX4800は玄関付近の廊下に設置。
計測は3箇所で行いました。
- ルーターから1番近いリビング
- 2階の部屋
- 2階の1番離れた部屋
2階の1番離れた部屋に関しては、ルーターによっては10Mbps出てれば良いぐらいでした。
Archer AX4800の結果は以下の通り。



結果は超改善!
驚いたのがどこの部屋でも大きな違いはなく安定した行き届いたネット環境になったということです。
100Mbps代ですと、超爆速!というわけではありませんが、我が家の環境下にとってこの速度はめちゃめちゃ優秀。
仮にもっと大きな家やオフィスなどで使用しWi-Fiが届かなかった場合でも、OneMesh™対応中継器を使えばメッシュWi-Fi環境を構築することができるので安心して使用することができます。
TP-Link Archer AX4800のレビューまとめ

TP-Link Archer AX4800は
- Wi-Fi6対応
- IPv6 IPoE(v6プラス)対応
- 最大4324Mbpsの通信速度
- 80台接続可能
これでいて12,000円台で購入することができるコスパ抜群のWi-Fiルーターです。
「通信速度が微妙…」「Wi-Fiが届かない…」など、ネット環境にお悩みの方はぜひ1度お試ししてみてはいかがでしょうか。
IPv6 IPoE(v6プラス)を契約中の方には特におすすめできるWi-Fiルーターになっています。





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